子育てで、思いやりの気持ちを育む

思いやりの気持ちを持って欲しい!やさしい子に育って欲しいと願いながらも具体的にどうやったらそういう気持ちが育つの?と考えれば考えるほど難しいのではないでしょうか保育園で2歳児の担任をしていたころ、小さい2歳児でもちゃんと思いやりの心を持って接していました。ある日の出来事です。パジャマのボタンがなかなか留められなくて困っているA君。でも頑張って自分でやろうとしています。するとそっとSちゃんが駆け寄ってきてAくんのボタンを留めようとしてあげています。Sちゃんは自分の着替えも終わっていなくパンツ一丁の姿です(笑)自分のことよりも困っているお友達を助けたい。そんな気持ちが先立ったかわいいエピソードです。結局、2人ともボタンを留めることはできませんでしたが、助け合う姿に気持ちがほっこりしたのは言うまでもありません。

Sちゃんは以前にお姉ちゃんからボタンを留めてもらっていました。その経験から自分も!という気持ちが自然と沸いてきたのではないでしょうか。また、泣いている子がいるといつもティッシュを持ってきて拭いてくれる子がいます。まだまだ会話も成り立たない子供たち同志ですが、ちゃんと行動で思いやりを示してくれるのです。

思いやりが育つために欠かせないのが「経験」と「環境」です。まずは自分が受け入れてもらった、人からやさしくされたことによる喜びを感じる経験です。「うれしかった」という気持ちから相手を思いやる気持ちにと発展していきます。そして環境とは誰かが思いやる姿をたくさんみることです。家族だったり、先生だったり友達だったりと様々な場面で見ることとなるでしょう。「これが思いやりです」と簡単に教えられるものではありません。思いやりのある人に囲まれてたくさんの愛と思いやりを受けて育つと自然と子供の心にも思いやりの心が生まれてきます。経験と環境から子供は自然に学び「大丈夫?」「どうしたの?」と相手を思いやる心が育まれていくと思います。集団生活をする上でだんだんと身についてくるのではないでしょうか。

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